熱中症に注意しましょう
熱中症とは
高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、 体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、暑い夏を乗り越えましょう。
熱中症が増えています(リーフレット)(pdf 586 KB)
軽度 | めまい、立ちくらみ、筋肉痛、大量の発汗 |
中等度 | 頭痛、吐き気、倦怠感、虚脱感 |
重度 | 呼びかけに対し返事がおかしい、返事が鈍い、意識がない、けいれん |
熱中症予防のポイント
熱中症を防ぐためには、
それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。
○屋内 ・エアコンや扇風機で温度を調節 ・遮光カーテン、すだれを利用 ・室温をこまめに確認 |
○屋外 できるだけ避けましょう。 |
- 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。
- 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす。
- 日頃から健康管理をし、暑さに備えた体力づくりをしましょう。
- 就寝中に熱中症になることもあるため、寝る前の水分補給も大切です。
- 普段の水分補給は水やお茶で十分ですが、汗を大量にかいた時には、塩分を補給すると効果的です。
こまめに水分補給をしましょう
※室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分を補給しましょう。
熱中症の疑われる人を見かけたら
- 風通しの良い日陰やエアコンが効いている室内など涼しい場所へ避難しましょう。
- 衣服をゆるめて保冷剤やぬらしたタオルで身体を冷やしましょう。(特に首回り、わきの下、足の付け根など)
- 水分・塩分・経口補水液などを補給しましょう。
自分で水が飲めない、応答がおかしい、意識がない場合は、
ためらわず救急車を呼びましょう
※症状が改善しない、または症状が重度な場合は、病院を受診するか救急車を呼びましょう。
軽度から重度になる場合も多いので、状況を見て早めに病院を受診をしましょう。
熱中症の応急処置
出典:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
「熱中症警戒アラート」と「熱中症特別警戒アラート」について
環境省と気象庁は、熱中症予防対策に効果的な情報発信として、「熱中症警戒アラート」と「熱中症特別警戒アラート」を運用しています。
令和7年度の情報提供期間は、4月23日から10月22日までです。
アラートが発表された場合、熱中症にかかる危険性が極めて高いため、いつも以上に積極的に熱中症予防に努めましょう。
熱中症警戒アラート | 熱中症特別警戒アラート | |
概要 |
気温が著しく高くなることにより、熱中症による健康被害が生じるおそれがある場合 |
気温が特に著しく高くなることにより、熱中症による重大な健康被害が生じるおそれがある場合 |
発表基準 | 県内観測地点のいずれかで暑さ指数が33以上になると予想した場合 | 県内観測地点のすべての地点で暑さ指数が35以上になると予想した場合 |
発表時間 | 前日午後5時ごろ、及び、当日午前5時ごろ | 前日午後2時ごろ |
熱中症に関する情報(外部リンク)
熱中症警戒アラート発表状況や暑さ指数(WBGT)が確認できます。
- 環境省 熱中症予防情報サイト 暑さ指数(WBGT)について<外部リンク>
- 気象庁 熱中症から身を守るために<外部リンク>
- 群馬県 熱中症予防<外部リンク>
- 群馬県 熱中症予防のための水分補給のポイント<外部リンク>