(目的)

第1条　この条例は、群馬県総合農政推進資金融通措置要綱(昭和46年群馬県農経第207号。以下「県措置要綱」という。)に基づく制度と提携し、農業者等に対し、予算の範囲内において利子補給等を行うことにより、総合農政の推進及び農業の振興に資することを目的とする。

(定義)

第2条　この条例において「融資機関」とは、次の各号に掲げるものをいう。

(利子補給等の対象)

第3条　この条例により利子補給等の対象となる資金は、別表「総合農政推進資金一覧表」の定めるところによる。

(利子補給等)

第4条　村長は、融資機関と、当該融資機関がこの条例の規定により農業者等に貸し付けた資金について、年1.5パーセント以内の割合で利子補給を行う旨の契約を締結することができる。

(利子補給等の期間)

第5条　この条例により利子補給等を行う期間は、次の各号に掲げる期間とする。

(適用除外)

第6条　第4条第1項の規定により利子補給を受ける融資機関は、その利子補給を受ける貸し付けについて、榛東村農業近代化資金融通措置条例(昭和37年榛東村条例第11号)の規定の適用を重複して受けることはできない。

(適否の審査)

第7条　村長は、融資及び利子補給等の適否について、榛東村特別融資制度推進会議に諮問し決定するものとする。

(報告又は調査)

第8条　村長は、この条例に基づく利子補給等に関し必要があると認めるときは、融資機関及び農業者等から報告を徴し、又は職員をして必要な調査を行わせることができる。

(条例等の違反に対する措置)

第9条　村長は、融資機関がこの条例又は第4条第1項の規定により契約した事項に違反したときは、当該融資機関に補給すべき利子の全部若しくは一部を補給せず、又は既に補給した利子の全部若しくは一部の返還を命ずることができる。

(事務取扱い)

第10条　この条例の施行に関し、必要な事務取扱については、群馬県総合農政推進資金事務取扱要領(昭和54年群馬県農第239号)に準じて行う。

(委任)

第11条　この条例の施行に関し、必要な事項は規則で定める。