犬の飼い方について
登録をしましょう
法律によって、犬の飼い主には住んでいる市町村へ犬を登録するように義務付けられております。犬を買ったり、譲り受けたりした場合は忘れずに登録を行ってください。そして、発行された鑑札は必ず犬につけておきましょう。
(ペットショップや他人が代行することは出来ません。必ず飼養者が届出を行ってください。)
また、登録に変更が生じた場合(犬の死亡、飼い主の変更、転居等)は速やかに役場に届けてください(登録が残り続けてしまいます)。
狂犬病予防注射を毎年必ず接種しましょう
狂犬病予防注射も法律により毎年必ず接種させるよう義務付けられております。日本では登録制度と徹底した予防接種の指導によって狂犬病の発生は無くなりました。ですが、世界的な視点で見ると狂犬病が発生していない国はほんの一握りでしかなく、毎年多くの国で狂犬病によって命を落とす人がいるのが現状です。日本も近年のペットブームにより海外から様々な動物が輸入されるようになり、いつ何時狂犬病が持ち込まれるかわからないのが現状です。犬の登録・予防接種率が低下すればするほど万が一の時の危険度が高まります。
犬の命、ひいては家族の命を危険にさらさないためにも狂犬病予防接種は毎年必ず行ってください。
犬は必ず繋いで飼いましょう
散歩する時はもちろん、家にいる時も犬は必ず繋いで飼いましょう。他人を咬んでしまったり、犬が急に飛び出すことで人を驚かしてしまい事故や怪我を招く場合があります。「普段は大人しい犬だから…」等と油断することなく責任を持って飼いましょう。
また、犬が逃げ出してしまった場合は速やかに役場又は保健所へ届けを行ってください。
周囲に気を使って飼いましょう
犬は可愛く、愛すべきパートナーですが、全ての人が愛犬家という訳ではありません。犬の吠え声や散歩時の糞の後始末といった事で周囲の人とトラブルになることもあります。犬の躾はもちろんですが、飼い主もマナーを守って飼う事を十分に心がけてください。
捨てることは止めましょう
犬をはじめ、動物を捨てることは法律によって禁じられています。老犬や病気にかかった犬、大きくなって飼えなくなった犬、避妊手術を怠った事で生まれた子犬などを「殺してしまうのは可哀そう」といって捨ててしまうのは飼い主のエゴでしかありません。どのような形であっても最後まで見届けることが飼い主の本当の責任です。
狂犬病予防集合注射について
毎年村では、狂犬病予防注射の集合注射を行っています。登録者の方に、毎年日程を記載したはがきを送付します。また、広報しんとうでもお知らせいたします(新規登録も会場で同時に行うことができますので飼い始めた方でもご来場できます)。また、かかりつけの獣医師の方がいらっしゃる場合はそちらで受けて頂いても結構です。ただし、獣医師が渋川地区獣医師会以外の方ですと注射済票が発行されませんので、役場まで注射したことを証明するものを持ってご来庁ください(済票が無ければ注射をしたことにはなりません)。