農作業中の熱中症について
農作業中の熱中症にご注意ください。
農作業中の熱中症により、毎年約30人の方が亡くなっています。発生状況をみると7月から8月に集中しており、70代以上の高齢者に多く発生しています。高齢者は若年者よりも体内の水分量が少なく、のどの渇きや暑さに対する感覚が鈍くなるほか、熱が蓄積しやすいため、特に注意が必要です。
熱中症予防のポイント
1 通気性の良い服装と帽子の着用
通気性の良い服と帽子で、直射日光を避けましょう。
その他にも、冷却グッズ(保冷剤をくるんだタオルや空調服など)を活用して、体温低下に努めましょう。
2 こまめな水分・塩分補給
「のどが渇く前」に、こまめに水分や塩分(塩あめや梅干し、スポーツドリンクなど)を補給することが大切です。
作業時は、あらかじめ休憩時間を決め、一定時間おきに木陰などの涼しい場所で休憩をとるようにします。
3 ハウスや畜舎の換気
ハウス内等での作業時は、短時間の作業でも側窓や天窓を開放して風通しをよくしましょう。
4 複数人での作業
1人作業を極力避け、2人以上での作業を心掛けましょう。
1人で作業する場合は、必ず、家族や近所の人に作業場所と帰宅予定時刻を伝えましょう。
周囲の人にも気配りをし、少しでも体調が悪そうだと感じたら、休息をとらせるようにしましょう。
5 無理のない作業計画
作業はなるべく暑い時間帯を避け、朝夕に集中して行うようにしましょう。
体調が悪いときには無理をせず、できる限り作業をひかえましょう。
※ 少しでも「おかしい」と感じたら、涼しい場所に避難し、医療機関に相談しましょう。
※ 機械作業を行う際は、タオルが回転部分に巻き込まれないよう、タオルの端を服の中へ入れ込むなどの注意をしましょう。
掲載日 令和7年6月17日
更新日 令和7年6月18日
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